鉄粉が付着した塗装面にワックスやコーティングを塗布しても、滑らかさは得られません。余剰成分をふき取る際にスムーズなワイピングが阻害されてしまうため仕上がりが悪くなり、ワックスやコーティングの性能も発揮できません。そして、塗装面に固着した鉄粉が空気や水分と反応して酸化し、錆が発生します。その錆に、雨や空気に含まれる塵や埃などの汚れが引っ掛かって水垢が発生し、塗装の劣化を引き起こします。塗装の劣化が進むと艶が落ち、塗装表面がガサガサの状態になります。鉄粉も鉄粉除去剤で落ちるうちにきちんと落とす事が何より最善です。
本来の輝きを取り戻すためにこの一手間で最高の輝き
鉄粉がついてしまったら除去しなければなりません。除去の方法としては粘土を使って取る方法と鉄粉除去剤により溶かして取る方法があります。粘土だと傷がつくのではと、不安な方は鉄粉除去剤が最適です。特に濃色のお車は傷が目立つので鉄粉除去剤で溶かして取りましょう。
施工方法ボディに使用する場合
step1
まず、ボディーをメンテナンスシャンプーで綺麗に洗います。
step2
水で十分にすすいだら、施工部分に鉄粉除去剤を吹きかけます。(ボディーが濡れた状態でOKです)
step3
20秒ほどで鉄粉に反応し紫色になります。
step4
反応が落ち着いたらもう一度メンテナンスシャンプーで綺麗に洗いましょう。
ボディーを手で触ってツルツルになっていればOKです。まだザラザラする場合はもう一度施工してください。あまりにひどい場合は粘土での除去をする必要があります。
ホイールにもオススメ!車のお洒落も足元から
ホイールにはブレーキダストによる汚れが大量に付着します。その中にも鉄粉が混ざっています。メンテナンスシャンプーで落ちない汚れのほとんどが鉄粉です。しかも、ホイールはボディーと違ってかなり高温になりますので強固に固着している場合が多いです。洗車の都度、まめに落とすのがベストです。
施工方法ホイールに使用する場合
step1
ボディーと同じようにメンテナンスシャンプーで洗った後ホイールに鉄粉除去剤を吹きかけます。
step2
20秒ほどで鉄粉に反応し紫色になります。
step3
再度メンテナンスシャンプーで綺麗に洗います。
この製品のpH濃度は中性範囲内ですので、塗装や金属等の基本材質を侵すことはありません。
用途 | 自動車ボディ・ホイ ールに付着する鉄粉・錆・ブレーキダストの除去 |
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成分 | ドデシルエーテル硫酸エステルナトリウム・ドデシル硫酸ナトリウム・チオグリコール酸アンモニウム・プロピレングリコール・キレート剤・トリエタノールアミン・精製水 |
液性 | 中性 |
内容量 | 200ml |
価格 | ¥1,500(税抜) |